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執筆者の写真団九郎

CAのエプロンを盗らずにいられない

東京地裁706法廷 窃盗 令6刑(わ)2487


顎まである長髪でスーツ姿で入廷した被告は終始眉を顰め怖い顔をしていた。

被告は1990年生まれ、東京芸大卒のピアニストだ。


今回、駐機中の旅客機の機内にてエプロン1着4,540円相当を盗んだ容疑で起訴され裁判となっている。初犯であれば罰金の略式で済むはずだが、被告はR4年9月にやはりエプロンを盗み懲役2年、執行猶予3年の間での再犯だ。被告は同じ犯行で何度もつかまり、盗ったエプロンは大量に段ボールに箱付けされて保管されていたという。


被告は3歳からピアノのレッスンを受け始め、以来ピアニストになるまで女性ばかりのインストラクターに泣くことも許されないような厳しいスパルタ教育を受けていたとのこと。 そんななか、被告が憧れたのがコナンにでてくるランちゃんのエプロン姿だった。彼は、そのときめきを感じながら陰部を床にこすりつけたところ初めて快感を感じ、以来彼の救いの象徴はエプロンになったという。


機内に無造作に放置されたエプロンを見ると、虐待されているようで見ていられなくなり、助けるつもりで盗んでは大事に愛でていたという。


弁護人は、神戸の児童殺傷事件の少年Aの手記の中に、少年が祖母のマッサージ器で快感を得たときに性的快感と死が結びつき以来、死に快感を感じるようになったという告白を例に出して、これはパラフィリア障害であるとして、医師の意見書をだして減刑を求めている。

次回公判は、2/29 10時706法廷


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