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痴漢と勘違いされないようにメモを握らせる

迷惑防止条例違反。

同じ女性(当時19歳)に手や尻に触れる行為を毎日繰り返し、痴漢と思われないようにLINEのIDを書いたメモを一方的に手に握らせた。メモには、「よかったらLINEください。」などと書かれていた。


被告人はこのメモを渡した意図について、触れたのは「痴漢行為ではなく、好意であった」ということを知らせるためだったと述べた。


被害者の女性は、痴漢にあうのは日常的なことで、いやだったが、拒否する気持ちも薄れてきていて泣き寝入りしていたという。


被害者は毎日我慢していたのに、加害者はそれに乗じていたわけである。加害者が好意を抱いていたことは確かかもしれないが、同意なく触ることについては、本人もいけないことだとわかっていたからこそのメモであることは明らかだ。


性犯罪加害者(に限らないが)は、このようにして自分の行為の不適切さを認識しながらもそれを正当化または否認することで加害を遂行する。



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